飾らないワタシの地味日記

道端に捨てられた詩を拾います。(20)

自殺を否定できない。

 

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プラハにて photo by わくらば

 

「自殺を否定できない。」

 

そうわたしが真剣な顔で言ったら、友人に怒られたことがある。

もしわたしの友達が真剣に自殺したいと言ったなら、わたしは協力してしまうだろう、と言ったら、すごくすごく怒られた。彼女は半分泣いていたし、きっとわたしに呆れたと思う。

あーあ、だって、そんなこと言われてもさ、困ってしまうよ。矛盾してるんだ、何もかも。

 

高野悦子、太宰、芥川、賢い人は皆死んだな。

絶望しながら死んだのだ。これを「青春はしか」と言うならば、きみはもう立派に大人だ。矛盾、人生の意義、不条理な社会、それらに目をつぶって世界に溶け込めるのなら、君はもう立派に大人だ。頑張って生きてゆけよ!!死ねないおのれを呪いながら生きてゆけよ!!!