知識が私のコーヒーを美味しくする
わたしの好奇心は愛ゆえだということ。
知らないでいいことなんて何もないのだ。
背景や価値観、考え方を聞いてその人のことをもっと好きになるみたいに、知識はコーヒーを美味しくする。歴史を知って初めて、ヨーロッパの街並みの美しさや、由布岳の雄大さに本当の意味で気づくことができる。
「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より(...)頭の中のほうが広いでしょう」
と、夏目漱石が書いていて、私は私の物語を頭の中で書き上げたい衝動に駆られる。
世界はとてつもなく広くて、果てしない。その果てのない世界は、私達の頭の中の知識と想像力によってのみ、綺麗な円を描くことができる。貪欲に知識を求めることは、豊かに生きることだ。豊かな脳内を持つこと、持とうとすることが私の生きる意味。